あんでるせんで行われている念写について

このページでは、あんでるせんで行われている念写について書いていきます
結論からいうと、噂されているような「心霊写真」や「超能力」といった類のものではありません
「多重露出撮影法」という撮影方法を用いると、あたかもそのような写真を撮影することができ
まず1枚写真を撮影後、フィルムを巻かずに、同じフィルムの上に再度別の写真を撮影するという方法です
あんでるせんでは、そうやって作った写真をまるで「念写」したかのようにショーを行っています
この「多重露出撮影法」は、カメラの世界ではポピュラーな技術で
本格的な「多重露出撮影」にはそれなりの技術を要しますが
撮影自体は、極めて単純で誰でも簡単にできます

あんでるせんの念写について触れる前に
まずは「多重露出撮影法」でどのような写真ができるのか
実際に「多重露出撮影法」を使って撮られた写真を挙げながら説明していきます

まず初めに、下記のサイトの一番上に表示される画像をご覧下さい

多重露出撮影の例 1
理科の教科書で見かけそうな、月食の写真です
「多重露出撮影法」によって撮られた写真です
「多重露出撮影法」という言葉を聞き慣れなくても、この写真を見てピンときた方は多いでしょう
ちゃんとした技術名は知らなくても、この撮影方法は一般的にもよく知られています
同じフィルムの同じコマに何度も像を焼き付けることで、月の動きを非常に判り易く撮影しています
この撮影法を用いると、やり方次第でとても不思議な写真を作ることができます

次に、こちらのサイトの画像をご覧下さい

多重露出撮影の例 2
「ウサギの置物」と「ティーカップ」を多重露出撮影で別々に撮影して、同じフィルムに焼き付けた写真です
まるでカップの中のウサギの置物が透けて見えてるかのようです

多重露出撮影法で撮られた写真はネット上を探すとまだまだ沢山見つけることができます

多重露出撮影の例 3

多重露出撮影の難しいところは、光の加減等もありますが「何と何を組み合わせるか」が重要です
そういう意味では非常にセンスを問われる技術になります

可愛らしく撮影された画像もいいですが
多重露出独特の不思議な雰囲気を出すこともできます

多重露出撮影の例 4
多重露出撮影の例 5

多重露出撮影は、普通の撮影法と同様に多用な表現が可能です
幻想的な雰囲気を出すには、むしろ多重露出撮影の方が優れているかもしれません

そしてこの多重露出撮影を、マジックの技術を組み合わせることで
まるで念写のように見せることも可能になってきます

では「多重露出撮影法」を知ってもらったところで
いよいよあんでるせんの念写について
ネット上に、実際にあんでるせんで念写された写真が公開されていますので
それを使って説明していきましょう

実際の念写写真を用いて



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